Ohtani Dental & Orthodontics 医院紹介 OUR CONCEPT.

「Shine on You~
あなたを輝かせるために~

医療法人丹心会 大谷歯科矯正歯科・ホワイトエッセンス松山椿院に、
ご興味をお持ちの全ての皆さまへ

こんにちは、院長の大谷 淳二です。
ここでは、日本の歯科医療の現状を背景とした当院のビジョンについて、院長としての考え方を述べさせていただきます。スタッフ全員が一丸となり、このビジョンを信じ、日々の臨床の中で実践して参ります。大谷歯科矯正歯科・ホワイトエッセンス松山椿院が、地域を・松山市を・愛媛県を笑顔いっぱいの街にする。そんな想いを少しでも皆様と共有できれば幸いです。

歯科で治療対象となるお口の中の2大疾患として、「むし歯」と「歯周病」が挙げられます。
みなさんは、むし歯や歯周病になったら、その時に治療すれば良いと思っていませんか?
風邪、頭痛、腹痛、など日常で起こる病気の大半は、医療機関を受診することでほとんど治癒します。
言い換えれば、「治る」と言うことは、「病気になる前と同じ状態に戻る」ということです。
しかし、「むし歯」や「歯周病」は、一度発症すると、本当に早期発見であった場合を除いて、自然治癒が望めないばかりか、たとえ歯科医院を受診して十分な治療を受けたとしても、完全には元の状態には戻りません。
「むし歯」は悪くなった歯を削り、金属や樹脂など人工物を詰めなければいけません。
また、「歯周病」に罹患して減ってしまった骨を元の状態に戻すのは、ある特別な条件の場合を除いて不可能なのです。

ベビーブームと言われた昭和30年〜40年代は、重度のむし歯を持つ子供が多く、歯科医院に順番待ちの列ができる状態でした。
その結果、日本では歯科医師数を増やし、「歯を削って詰める」「悪くなった歯を抜く」といった治療を数十年にわたって続けてきました。
きっと、当時の歯科医師の先輩達は、必死になって治療にあたっていたことでしょう。
その成果もあって、現在では、小学生のDMFT歯数(むし歯・むし歯で抜いた歯・むし歯で治した歯の合計数)は0.6本(平成28年度歯科疾患実態調査結果)と、小学生1人あたりむし歯が1本あるかないかという水準まで良くなってきました。また、高齢者では、8020運動(80歳で20本歯を残そうという運動)達成率が50%を超えています。つまり、小学生から高齢者まで、あらゆる年代の日本人は、自分の歯を失うことなく生活できるようになってきているのが、標準化してきているということです。
一方で、35歳〜75歳のDMFT歯数(むし歯・むし歯で抜いた歯・むし歯で治した歯の合計数)は、12.1本〜22.6本と非常に高い値のままです。
さらに、歯周病に罹患している人の割合は、35歳〜75歳で42.6%〜50.6%と、ほぼ半数の人が歯周病であるという結果が出ています。
このことは、みんなお口の中に自分の歯はたくさんあるけれど、その歯がむし歯だったり歯周病になっているということを意味しています。
これでは、とても健康的な生活を送れているとは言えませんよね。

なぜこのような状態になっているのでしょうか? 歯科医学は年々進歩し、新しい治療薬や治療方法が開発されているものの、我々歯科医師は「歯や歯ぐきの治療」に時間をとられてすぎて、「どうしたらむし歯や歯周病にならないか?」ということを患者さんへ伝えてこなかったことが最大の原因ではないかと私は考えています。
現代の日本の歯科医療は、大きな曲がり角に入っています。
歯科医師数は需要に対して過剰で、景気も冷え込み、歯科医院の経営状況は年々悪化していると言われています。
「予防に力を入れていますよ」とか「なるべく歯を削らない治療を心がけていますよ」という言葉を、最近の歯科医院ではよく耳にするかもしれませんが、保険診療を行なう上で、一人一人の患者様にゆっくりと時間を割く余裕はないのが現状です。
ある一定の収入を保つために、結局は、「削って」、「詰めて」、「歯磨きがんばれよ!」と一言伝えて帰してしまうだけになっているのです。
これでは、結局のところ数十年前の歯科治療と一緒ですね。

大谷歯科矯正歯科では、「痛い」「咬めない」「見た目がわるい」などの最初の症状を改善したあとに、歯の大切さについてお話する時間、「歯のはなし」を来院してくださったすべての患者さんに、無料でお伝えしています。
また、年代別に注意すべきお口のチェック項目をお伝えする時間(歯っぴープログラム)、舌・呼吸・姿勢のトレーニング(口腔筋機能療法)など、多彩なプログラムを準備しております。
患者さんが自分の歯を健康的に維持し続けるためには、
①歯を支える骨と歯ぐきが健全であること
②歯ならびが整っていてお掃除しやすい環境であること
この2点が最重要であると考え、歯周病治療と矯正歯科治療を主軸に、患者さんのニーズに合わせた多彩な診療体制を整えております。

予防とは、「歯磨き」と「定期検診」を行なうことではありません。患者さんご自身が、歯についての正しい知識を獲得し、歯の病気になることを未然に防ぎ、健康な状態を維持することこそが、「真の予防」ではないでしょうか?「そのために、何をすべきか?」多くの患者さんは知りません。
我々は、「保険制度上、十分な時間がとれないから。」という理由で、こんな大切なことを患者さんに伝えなくてもよいのでしょうか?

大谷歯科矯正歯科の目指すべき目標は、患者さんと呼ばれる前の皆さんにお会いして、健康なお口の維持・管理をお手伝いしながら、地域社会に貢献することです。
当院を受診していただいた患者さんたちが、健康なお口を維持し続けることで全身の健康も増進され、自信を持って笑える社会生活を過ごしていただきたい。
つまり、マイナスの状態(むし歯や歯周病などの病気を持っている)からゼロ(病気が治ること)にすることを我々の目標とするのではなく、ゼロ(病気が治った状態)からプラス(もっと健康的に、もっと美しく)の状態へ地域の皆さんを引っ張り上げる。そんなクリニックでありたいと考えています。

みなさん、想像してください。
毎日会う学校の友達が、すごくよく笑う子だったら。
会社の同僚が、毎日笑顔で挨拶してくれたら。
あなたの隣に座っている人が、いつもにっこり笑っていたら。
きっと、自分自身も笑顔が増えて、人との出会いが、毎日が、楽しくて仕方ない。
そんな笑顔あふれるまちづくりのために、自信を持って笑える人を増やし、人生最良の日を提供したい。
そんな、笑顔が素敵な人たちがたくさん増えること、そんな願いが、当院の理念「Shine on You」〜あなたを輝かせるために〜 に込められています。

医療法人丹心会 大谷歯科矯正歯科
ホワイトエッセンス松山椿院
理事長 大谷 淳二

Access アクセス

〒790-0941
松山市和泉南6-2-6 (椿小学校正門前)

満車時の第2駐車場について

当院前の駐車場は8台停められますが、満車時は第2駐車場をご利用ください。
ご協力のほどよろしくお願いいたします。
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大谷歯科矯正歯科

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