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ワイヤー矯正治療の流れを10ステップで解説。各ステップの内容も具体的に解説

監修医情報

 


「ワイヤー矯正を始めたいけれど、どのような流れで治療が進むのかわからない」「装置を付けたらすぐに歯が動くの?」と疑問をお持ちではありませんか。

ワイヤー矯正は、装置を装着することから始まるわけではありません。精密検査で骨格や歯ならびの不正を詳しく調べたうえで、一人ひとりに合った治療計画を立て、定期的な調整を重ねながら少しずつ歯を動かしていきます。

この記事では、ワイヤー矯正の一般的な流れを10のステップに分けてご紹介します。

それぞれの段階で何を行うのか、治療期間や通院頻度もあわせて解説しますので、これから矯正歯科治療を検討している方はぜひ参考にしてください。

ワイヤー矯正治療の流れを詳しく知りたい方は、愛媛県松山市の大谷歯科矯正歯科にご相談ください。


ワイヤー矯正治療の流れ

ワイヤー矯正だけにとどまりませんが、矯正歯科治療は、治療開始前の検査から治療後の保定まで複数のステップがあります。

この記事をご覧になっているということは、「矯正は何回くらい通院するのだろう」「どんなことをするのか事前に知っておきたい」と感じているのではないでしょうか。

一般的なワイヤー矯正は、カウンセリング→精密検査→診断→装置装着→定期的な調整→保定という流れで進みます。ただし、歯ならびや咬み合わせの状態によっては、抜歯やむし歯治療が必要になることもあり、治療期間も人それぞれ異なります。

当院では、治療を始める前に現在のお口の状態や患者さまのご希望を丁寧に確認し、治療期間や注意点について十分にご説明したうえで治療を進めています。

1.カウンセリング・初診矯正相談

全ての矯正歯科治療は、まず初診矯正相談から始まります。

「前歯だけを整えたい」「できるだけ目立ちにくい装置を選びたい」「仕事に支障がないか心配」など、患者さまによってお悩みやご希望はさまざまです。

当院の初診矯正相談では、お口の中とお顔の3次元スキャンを行い、患者さまと一緒に3次元の立体的なスキャンデータを360度方向から見ながら、現在のお口の状況や治療後にどのようなお顔の変化が期待できるかを確認します。

また、現在の歯ならびや咬み合わせを把握し、どの矯正装置が適しているかを具体的にお伝えすることができます。治療期間の目安や費用、抜歯の有無などの治療方法についても、合わせて詳しくご説明します。

初診矯正相談後に、すぐに矯正検査の予約をお取りされる方がほとんどですが、当院では、治療を無理にお勧めすることはありません。

まずは患者さまのお悩みやご希望を伺い、不安や疑問を解消したうえで、次のステップに進むかどうかをご判断ください。

2.矯正精密検査

矯正歯科治療を始める前には、必ず精密検査を行います。

精密検査では、口腔内写真・顔貌写真・側面および正面セファロ写真撮影・3次元CBCT撮影などを行い、歯ならびだけでなく顎の骨格や歯根の位置、咬み合わせまで詳しく確認します。

「見た目だけ整えればいい」と思われるかもしれませんが、歯を安全に動かすためには歯根や骨の状態まで把握することが欠かせません。

当院では、精密検査の結果をもとに様々な情報を複数の医師が多角的に分析し、一人ひとりに適した治療方法を検討しています。

3.治療計画の説明

矯正精密検査から約2〜3週間後を目安に、「診断」という治療計画をご説明するお時間を設けています。

矯正精密検査から明らかになった、上下骨格・顎関節・歯の大きさ・上下の歯のバランス・顎の幅などについて、日本人の標準値と比較して、どのようなズレがあるかについて、ご説明していきます。

また、このときに使用する標準値は、個々の患者さんの性別や年齢に合わせた数値を使用しております。

その後、これらの不正を標準値に近づけながら、かつ患者さんのご希望に沿う治療ゴールを実現するために、使用する矯正装置の種類、抜歯の必要性の有無、予想される治療期間、通院頻度、費用などについて、詳しくご説明します。

「本当に抜歯が必要なのか?」「どれくらい歯が動くのか?」など、不安や疑問がある場合は、この段階で遠慮なくお尋ねください。

当院では、患者さまの生活スタイルやご希望も踏まえながら、治療のメリットだけでなく、考えられるリスクや注意点についても丁寧にお伝えしています。

4.必要に応じて抜歯やむし歯治療

治療計画の説明が終わった後、すぐに矯正装置を装着できるケースばかりではありません。

歯を並べるスペースが不足している場合は抜歯が必要になります。抜歯は、スペースを作るための抜歯ばかりではなく、炎症を起こしている親知らずの抜歯を矯正歯科治療開始前に行う場合もあります。

また、むし歯や歯周病がある場合は、矯正歯科治療より先に治療を行うことが一般的です。

「早く矯正を始めたい」と思う方も多いですが、お口の環境を整えてから治療を開始した方が、結果的に治療をスムーズに進めることができます。

当院では、矯正歯科治療中のトラブルをできるだけ防ぐためにも、治療開始前のお口の状態を丁寧に確認しています。

5.ブラケット・ワイヤー装着

治療計画に沿って、ブラケットとワイヤーを装着します。

歯を並べるためのスペースが必要で、小臼歯を抜歯した場合は、抜歯から1〜2週間以内にはブラケットを装着します。これは、抜歯した部分の骨が作り替わり、柔らかくなっている間に、歯をたくさん動かしておきたいからです。

初めに、抜歯からブラケット装着まで、先々のご予約をお取りすることで、最初の治療開始をスムーズにサポートいたします。

ブラケットとは歯の表面に取り付ける小さな装置で、そこにワイヤーを通して少しずつ歯を動かしていきます。

装置を装着した日から歯は動き始めるため、多くの方がこの時に痛みを感じます。おおよそ3日から7日間ぐらいです。

どうしても痛みが我慢できない場合は、冷たい氷水を口に含むことで、痛みを和らげることができます。

歯の移動にともなう痛みに対しては、痛み止めを服用してもあまり効果がありません。また、頻繁に痛み止めを服用することで、歯の動きが遅くなることもあります。痛みがつらい場合は我慢せず、対処法についてご相談ください。

また、ブラケットやワイヤーが頬の内側に当たり、違和感を覚えることもありますが、多くの場合は1〜2週間ほどで慣れていきます。

6.定期通院

装置を装着した後は、4〜6週間に1回程度のペースで通院します。

通院時にはワイヤーの交換や調整を行い、歯の動きを確認します。また、装置の破損やむし歯、歯周病がないかもチェックします。

当院では、矯正の調整時に必ずクリーニングを行っており、磨き残しがある部位や、歯ぐきの腫れが見られるような場合には、ブラッシング方法についても丁寧にご説明しております。

「少しくらい通院が遅れても大丈夫」と考えてしまう方もいますが、予定どおりに調整を行わないと治療期間が延びる原因になることがあります。

また、多くの患者さまに通っていただいているため、キャンセルしてしまうと次回予約がなかなか取れない場合もありますので、できるだけスケジュール通りのご来院をお願いします。

7.ブラケット・ワイヤー撤去

綺麗な歯ならびが獲得され、咬み合わせが整ったら、ブラケットとワイヤーを取り外します。長期間装置が付いていたため、「やっと終わった」と開放感を感じる方も多いでしょう。

装置を外した後は、歯の表面をきれいに研磨し、必要に応じて歯ぐきのクリーニングも行います。

歯を動かしながら月に1回程度のペースで通院するのは、ここで終了です。ただし、ここで全ての矯正管理が終了するわけではありません。

8.保定装置(リテーナー)装着

矯正治療終了後の歯は、元の歯ならびに戻ろうとする性質があります。これを、「後戻り」と言います。

そのため、ブラケットやワイヤーを撤去した後は、必ず保定装置(リテーナー)を装着し、新しい歯の位置を安定させる期間が必要になります。

「装置が外れたから何もしなくていい」と自己判断してしまうと、せっかく整えた歯ならびが元に戻ってしまいます。

保定装置の使用や管理方法は、必ず歯科医師の説明に従ってください。当院では、保定装置の装着時間や管理方法についても詳しくご説明し、後戻りを防ぐためのサポートを行っています。

9.保定管理のためのメインテナンスクリーニング 

保定装置を装着した後は、3ヶ月に1回程度の定期検診のための受診が必要です。

歯ならびや咬み合わせに変化がないかどうかを確認するとともに、むし歯や歯周病のチェック、お口の中全体のクリーニングも併せて行います。

矯正歯科治療は装置を外した時点で終わりではなく、その後も健康な歯ならびを維持していくことが大切です。

当院では、治療後も患者さまが長くご自身の歯で快適に過ごせるよう、しっかりサポートいたします。

10.保定期間中にやるべきこと

保定装置の破損などがなければ、綺麗な歯ならびを保ちながら通院する保定期間中は、特に大きなストレスを感じる処置はありません。

歯ならびが綺麗になった後、多くの方がホワイトニングをご希望されます。

当院では、ホワイトエッセンスが独自の特許を取得したホワイトニング材を用いています。ホワイトエッセンスのホワイトニングは、健康的で自然な明るさを獲得しながら、歯の表面がより硬く、滑沢になっていきます。

歯を白くしながらより健康的でむし歯になりにくい歯を作るために、ぜひご検討ください。

また、矯正歯科治療で新しい歯ならびや咬み合わせを獲得した後は、被せ物や詰め物などの修復が必要になることもあります。どの被せ物を修復すべきなのか、担当医と相談しながら進めていきましょう。


ワイヤー矯正治療中に注意したいポイント

矯正歯科治療は、装置を装着してからの管理が大切です。

治療期間中は、患者さまご自身の協力が必要なこともあります。日々のセルフケアや通院状況によっては、治療期間が延びたり、むし歯や歯周病のリスクが高まったりします。

ここでは、ワイヤー矯正中に特に意識したいポイントをご紹介します。

口腔ケアを徹底する

ワイヤー矯正中は、ブラケットやワイヤーの周囲に食べかすや歯垢(細菌のかたまり)が残りやすくなります。そのため、装置装着前よりも丁寧な歯磨きが必要です。

磨き残しが続くと、歯の表面が白く濁る「ホワイトスポット」と呼ばれる初期むし歯が発生します。初期むし歯が進行すると、治療が必要になり、一時的に矯正治療を中断しなければならない場合もあります。

当院では、装置の種類や歯ならびに合わせた歯磨き方法をご説明し、歯ブラシだけでなくタフトブラシや歯間ブラシなどの補助清掃用具をご提供しながら、その使用方法についてお伝えしています。

硬い食べ物・大きな塊の食べ物に注意する

ワイヤー矯正中は、装置に強い力が加わる食べ物に注意が必要です。

例えば、氷を咬む、フランスパンやせんべい、スルメなどの硬い食品を咬む、キャラメルやガムなど粘着性の高い食品を食べると、ブラケットが外れたりワイヤーが変形したりする原因になります。

また、そこまで硬くない食べ物(りんごなど)であっても、大きな塊のままかじると、ブラケットの脱離につながります。

ブラケットの脱離やワイヤーの変形が起こると、本来予定していた歯の動きが得られず、治療期間が延長する可能性があります。食事の際は、小さく切って奥歯で咬むなどの工夫をすると、装置への負担を減らすことができます。

定期的に通院する

ワイヤー矯正では、ワイヤーや歯を引っ張るためのゴムを交換したりするため、4〜6週間ごとの定期的な通院が必要です。

「仕事や学校が忙しいから、通院は来月で良いかな」などと通院回数を延期してしまうと、予定どおりに歯を動かせず、結果として治療期間が延びてしまいます。また、装置のゆるみや破損、むし歯などの異常を早期に発見できなくなる可能性もあります。

当院では、毎回の診療で歯の動きだけでなく、咬み合わせや口腔内の状態、セルフケアの状況まで確認し、治療計画に沿って進められるようサポートしています。


ワイヤー矯正治療の流れについてよくある質問

ワイヤー矯正治療はどのくらいの頻度で通院しますか?

4〜6週間に1回程度の通院が目安です。

通院ではワイヤーの交換や調整、歯の動きの確認、装置の状態やむし歯・歯周病のチェックなどを行います。ただし、治療の段階や歯の動き方によって通院間隔は異なります。

ワイヤー装着後の痛みはいつまで続きますか?

装着直後や、調整を行い歯が動き始める当日から2〜3日は違和感や痛みを感じる方が多く、通常は数日から1週間程度で落ち着くことが一般的です。

感じ方には個人差がありますが、多くの場合は時間の経過とともに慣れていきます。痛みが強い場合や長く続く場合は、無理をせず相談してください。

ワイヤー矯正治療中にむし歯治療はできますか?

むし歯の大きさや場所によっては、ブラケットを一時的に外して治療を行う場合があります。また、むし歯が進行している場合は、矯正歯科治療よりもむし歯治療を優先することがあります。

そのため、ワイヤー矯正中も毎日のセルフケアと定期的な検診を続け、むし歯を予防することが大切です。


ワイヤー矯正治療の流れを詳しく知りたい方は、愛媛県松山市の大谷歯科矯正歯科にご相談ください

ワイヤー矯正は、カウンセリングから精密検査、治療計画、装置の装着、定期調整、保定まで、いくつかのステップを経て進める治療です。そのため、納得して治療を始めるには、治療の流れや期間、注意点を事前に理解しておくことが大切です。

愛媛県松山市の大谷歯科矯正歯科では、国内外で200回を超える講演実績のある歯科医師が監修し、日本矯正歯科学会認定医、日本顎咬合学会認定医が診断・治療に携わっています。

当院では、初診相談で現在の歯ならびや咬み合わせのお悩みを丁寧にお伺いし、精密検査の必要性や治療の流れについてわかりやすくご説明しています。

治療を無理におすすめすることはありませんので、「まずは話だけ聞いてみたい」という方もお気軽にご相談ください。

矯正歯科治療を検討されている方は、愛媛県松山市の大谷歯科矯正歯科にご相談ください

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